一関・平泉

久々生演奏に酔いしれ ほんでら秋フェスタ【一関】

生演奏ライブやマルシェでにぎわった「ほんでら秋フェスタ」

 ほんでら秋フェスタ(骨寺村ガイダンス運営協議会主催)は15日、一関市厳美町の骨寺村荘園交流館「若神子亭」と同交流館休憩所「古曲田家」で開かれ、「しあわせ時間一体感」をテーマにライブやマルシェで盛り上がった。

 同交流館で毎年3月に開催されているほんでら春フェスタが新型コロナウイルスの影響で中止となったことで、閑散期に地区を盛り上げようと、初めて11月に開催した。

 同交流館の「風のシアター」を会場としたライブ演奏では、7組のアマチュアバンドらがロックやジャズ、クラシックの演奏、バリ舞踊、本寺地区神楽を披露した。生ライブ鑑賞の場が激減していた状況からか、チケットは前売りの時点で完売したという。アマチュアロックバンド「ショージ電気」の演奏でライブが始まると、観客は手拍子をしたり、リズムに乗って体を揺らしたりしながら聴き入っていた。

 花巻市高田の杉本すみ子さん(57)は「出演するうち3組のバンドを知っているので、初めて交流館を訪れた。すてきなホールでおしゃれな演奏を楽しませてもらった」と満喫した様子だった。

 古曲田家のマルシェ会場では、雑貨屋KOMA(一関市中央町)の嶽間沢麻衣子さんが中心となって集まった作家ら9組が出店。アクセサリーなどの雑貨販売やアイシングクッキーのデコレーションなどのワークショップを目当てに、女性を中心とした来場者でにぎわった。

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