国保事業発展へ貢献 総合水沢病院 菊池院長が大臣表彰【奥州】
奥州市総合水沢病院の菊池淳院長(66)は、国民健康保険事業の発展に貢献したとして国保関係功績者厚生労働大臣表彰を受賞した。26日に市役所で伝達式が行われ、小沢昌記市長から菊池院長に表彰状が手渡された。菊池院長は「二十数年間はあっという間に過ぎたと感じるとともに、いろんなことに携わった実感が湧いてくる」と受賞の喜びを語った。
菊池院長は同市江刺出身。磐城共立病院、東北大医学部第1外科、仙台徳洲会病院外科医長、水戸協同病院外科医長を経て、1992年7月に水沢市国民健康保険総合水沢病院外科医長として着任。2009~18年に副院長を務め、19年1月から現職。
同日の伝達式では、小沢市長が「これからも持てる力を十分に発揮してもらい、市民の安全・安心に向けて力を振るっていただきたい」と菊池院長に表彰状を手渡した。
菊池院長は大臣表彰を受け、「患者の状態の改善と命の保証を常に考えている。少しでも良くなる方策をと責任を感じてやってきた。表彰を受け、長いこと仕事をしてきたなと実感している」と話した。