花巻

子育て家庭の悩み解消へ ぬくまる食堂実行委 ライン相談窓口開設【花巻】

 花巻市でひとり親・多子家庭支援や子供たちの居場所づくりに取り組む「ぬくまる食堂」実行委員会(阿部一郎会長)は、新型コロナウイルスの影響で生活状況が厳しい子育て家庭を対象に、相談窓口「ほっとライン」を開設した。気軽さを重視し、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を活用。プライバシー保護を万全にした上で日ごろの困り事や悩みに応じ、内容によっては市社会福祉協議会や支援団体、行政とつなぐ役割も担う考えだ。

 花巻ロータリークラブ(RC)を主とする同委員会は、2018年5月から子供食堂を開設。新型コロナの感染拡大で同食堂の休止を余儀なくされ、代替として、今年6月からひとり親や多子世帯を対象に食料を無償で提供する「フードパントリー」を計8回実施。約360世帯が利用した。

 新型コロナの「第3波」で県内でも感染が広がる中、継続してフードパントリーの利用者と関わってきた同委員会事務局の鹿討康弘さん(61)は、経済的に苦しむ家庭がさらに増加することを懸念。「本当に困っている人たちに必要な物を届けるためのツールがあれば」と考え、相談窓口を設けた。

 15日から受け付けを開始し、日常生活で足りない食料品や日用品、学用品などに関する相談や求める支援のほか、日ごろの不安や悩みなど、ささいなことでも対応する。

 鹿討さんは「相談者の心の支えとなれるよう、気軽に何でも相談してほしい」と呼び掛けている。

 仕事後や子供を寝かせた後の夜間にしか相談する時間を取れない親も多いことを加味し、24時間受け付ける。緊急の場合は、冒頭にその旨を明記して送信する。

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