一関・平泉

一関市、来月の成人式中止 健康、安全優先で判断 市町村合併後で初

 一関市は18日、2021年1月10日に実施を予定していた成人式を取りやめると発表した。全国や周辺自治体などの新型コロナウイルスの感染状況をはじめ、式に出席する新成人やその家族、市民らの健康と安全を最優先に考えて判断した。成人式が取りやめとなるのは05年の市町村合併後初めて。今後の対応については、成人式実行委員会が企画していた記念行事を含め、市と実行委で引き続き協議していく方針だ。

 市では、来年の市成人式を来月10日に同市狐禅寺の市総合体育館で実施する計画で、今年9月に新成人30人でつくる実行委を組織。新型コロナの感染状況を見極めながら、十分な対策を取ることで例年通り参集方式による実施が可能とし、対象者に案内状を発送するなど準備を進めてきた。

 市いきがいづくり課によると、今回は新型コロナ感染防止対策を徹底し、式典を30分、記念行事を30分とし、来賓の出席者数も減らして実施することを計画。卒業した中学校単位での記念撮影についても30人程度に縮小し、撮影会場を分散させるなどして密にならないような工夫も検討した。対象者数(案内状発送者数で集計)は1211人(男633人、女578人)で、これまでに申し込みがあった961人のうち883人が出席予定だったという。

 17日夜に開かれた実行委の会合には勝部修市長も出席し、委員と意見を交換。その上で18日に最終的な実施可否を判断する内部協議を行い、式の取りやめを決定した。

 成人式の取りやめ決定に合わせ勝部市長は「現在の市内、周辺自治体、全国の感染状況などに鑑み、新成人をはじめとする多くの皆さまの健康と安全を最優先に考え、取りやめることにした。実行委がこれまで企画・検討してきた記念行事については、実施できないか実行委と協議し、検討していきたい」とコメントを発表した。

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