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新型コロナ/高齢患者増など要因 死亡率、全国上回る 県議会災対本部会議【岩手】

 県議会災害対策連絡本部会議(本部長・関根敏伸議長)は21日開かれ、新型コロナウイルスの対応などについて、県当局の考えをただした。県内では20日現在、感染者に対する死者発生率が5・37%と、全国平均の1・2%を大幅に上回っており、死者数については東北で最多となっている。県は、高齢患者の増加や複数の医療機関でのクラスター(感染者集団)発生が要因との見解を示した。

 小野共氏(いわて新政会)らが取り上げた。

 県内では20日までに連続で死者を確認。感染者数335人に対し、いずれも基礎疾患のある高齢者18人が死亡している。

 県によると、県内患者数に占める60代以上が約4割で全国平均の倍となっている。80歳以上は全国平均の6・6%を大幅に上回る15・8%と、患者数に対して高齢者が占める割合が高くなっている。

 死亡リスクは高齢者が高く、18~29歳に比べると、75~84歳で220倍、85歳以上は630倍。さらに、基礎疾患のある場合の入院リスクは、高血圧で3倍、慢性腎臓病の場合で4倍などの報告があるという。

 本県の死亡率について、県医療政策室の工藤啓一郎室長は「患者に高齢者が多いことに加えて、医療機関でのクラスターが複数発生。高齢者の入院患者で、重症化リスクの高い基礎疾患のある人が多かったことが影響した」と分析している。

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