メーテルみたいに上品 銀河鉄道999 新ブランド第1弾 クラフトビール発売 ヘリオス酒造【西和賀】
総合酒類メーカー・ヘリオス酒造(沖縄県名護市、松田亮代表取締役)は21日、西和賀町の沢内醸造所で製造した「プレミアムクラフトビール銀河鉄道999メーテルのヴァイツェン」を発売した。岩手をイメージした新ブランドとして、インターネット通販のほか、県内をはじめ首都圏を中心とした酒専門店や小売店などで販売する。
漫画家松本零士さん原作の「銀河鉄道999」をイメージした同社新ブランドの第1弾。同社が今年4月1日に取得した同醸造所の主力ブランドの一つとして立ち上げた。
第1弾はメーテルをイメージしたエレガントでリッチな味わいのヴァイツェン。メーテルがグラスを傾け、ほほ笑みかけるラベルのイラストは、東映アニメーションが商品のために描き下ろした。
小麦麦芽50%以上を使用し、自然豊かな奥羽山脈系の天然水で仕込んだヴァイツェンは、苦みをほとんど感じず、柔らかく上品な味わいに仕上がっている。アルコール度数は5%、1本300ミリリットル入りで希望小売価格はオープン。
銀河鉄道999は、1977年に連載が開始されて以降今も多くの人に親しまれている漫画。童話作家宮沢賢治の代表作にインスパイアされて描かれたと言われ、同社営業本部取締役本部長で同醸造所の松田あすか所長は「銀河鉄道999はいつの時代でも色あせない作品だと思う。このブランドのビールがいつまでも愛されるように育てていきたい」と話している。