一関・平泉

冬休み 期待膨らむ 小学校で2学期終業式 一関地方

2学期の終業式後、教室で冬休みの過ごし方を確認する長島小学校の1年生

 一関地方の小学校で24日、2学期の終業式がピークを迎えた。児童が1年間で最も長い学期のうちに取り組んだ勉学や行事を振り返り、冬休みを楽しく過ごそうと期待を膨らませた。

 平泉町立長島小学校(八木橋信也校長、児童88人)の終業式は同校体育館で行われ、全校児童と教職員が出席。八木橋校長は2学期を振り返って児童の頑張りをたたえ、「今年は新型コロナウイルスの影響で人や物に接する機会が減ってしまったが、本当の勉強は触れ合って実感することから生まれる。その時を辛抱強く待ち、冬休みも気を緩めずコロナに負けない生活を守り、3学期に元気で会いましょう」とあいさつした。

 各学年の代表児童計6人が登壇し、2学期の反省と冬休みの計画を発表。1年生の小埜寺蘭楓さん(7)は「計算を頑張った。お父さんと冬遊びをするのが楽しみ」と元気よく話し、6年生の熊谷蒼空君(12)は「6年間の復習をして中学に向けて分からないことがないようにしたい。最後の冬休みに楽しい思い出をたくさんつくりたい」と引き締まった表情で語った。

 式後、1年生の教室では担任の五十嵐智子教諭が規則正しい生活をするよう指導し、「冬休みが楽しみな人」と児童に問い掛けると、14人全員が「はい」と手を挙げていた。

 同地方の小学校全30校のうち、同日は長島を含む15校で終業式が行われ、25日には残る4校で予定されている。3学期は2021年1月12~19日に始まる。

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