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【新型コロナ】新規10人、北上の2人も 一関市職員関係、接触者26人不検出

 県と盛岡市は26日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した一関市大町のスナック「ステラ」や、雫石町の病院関連を含め新たに20~60代の男女10人の感染が確認されたと発表した。いずれも重症ではないという。県内の感染累計は363人となった。

 ステラ関係は、いずれも一関市の利用客で20代飲食店店員、60代会社員男性、40代会社員男性、50代無職男性の4人。累計10人となった。県は同日までに利用客で既に感染が判明した市職員の接触者として、発熱などの症状がある職場関係者1人を検査し、不検出だった。

 雫石町の鶯宿温泉病院関係では、盛岡市の20代女性、同町の30代男性、北上市の50代女性の医療従事者3人と、出入りしていた業者の同居家族で滝沢市の20代無職女性が感染。医療従事者の内訳は、看護職2人、その他1人。いずれも別の医療機関から派遣された応援職員だった。同病院関連の感染は累計105人。

 このほか、盛岡市の50代自営業女性、北上市の20代会社員男性の感染が確認された。このうち20代男性は、仕事のため県外に車で外出していたという。

 一関市は同日夕、前日までに市職員関係の濃厚接触者とされた14人(副市長2人、職員12人)について、不検出だったと明らかにした。さらに、一関保健所で対象者の選定を進めていた接触者は職員12人が対象となり、全員がPCR検査を受けた結果、いずれも不検出だったとした。

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