専大北上初戦敗退 高校女子サッカー
第29回全日本高校女子サッカー選手権大会は3日、兵庫県内で開幕した。東北第2代表の専大北上(5大会連続5度目)は、1回戦で関西第2代表の日ノ本学園(兵庫、20大会連続22度目)と対戦。0―6で敗れ、2大会ぶりの初戦突破はならなかった。
専大北上は立ち上がりから相手にピッチを広く使われボールを支配された。自陣での我慢の時間が長く、前半を0―2で折り返した。後半も攻め込まれる展開で連続失点。パスがつながり良い形でペナルティーエリアに進入する場面もあったが、得点には至らず、最後までリズムをつかむことができなかった。
佐藤徳信監督は「悔しい結果ではあるが、随所にボールを奪ってパスをつなぐという自分たちが積み重ねてきたことが出せていた」と振り返り、「今回学んだことをしっかりと持ち帰り、日ノ本学園のような強豪とも渡り合えるようなチームにしたい」と前を向いた。