花巻

経済回復 発展願う 4人が年頭スピーチ 花巻商議所新年交賀会

丑年生まれの4人が登壇し、新型コロナ終息と経済回復、新年の目標などを語った新年交賀会

 花巻商工会議所(髙橋豊会頭)の2021年新年交賀会は4日、花巻市大通りのホテルグランシェール花巻で開かれた。約120人が出席して年頭のあいさつを交わし、新型コロナウイルスの終息と地域の商工業と経済の回復、発展に願いを込めた。

 新型コロナ感染防止のため出席者を同商議所役員・議員、来賓に絞り、例年の5分の1程度にとどめた。髙橋会頭は新型コロナで打撃を受けた20年を振り返りながら「新型コロナの一日も早い終息と経済活動の早期正常化を願いながらまずは健康第一で過ごしたい。コロナ禍でいろいろなことが心配されるが、気持ちを前向きにして前進していきたい。皆さんと一緒に元気で素晴らしい1年にしたい」とあいさつした。

 上田東一市長のビデオメッセージが紹介され、新型コロナの影響を受ける事業所を支援するため各種事業での同商議所へ協力をお願いした。来賓を代表して藤原崇衆院議員、木戸口英司、横沢高徳両参院議員が祝辞を寄せた。

 年頭のスピーチでは、丑(うし)年生まれの公務員、事業主の男性4人が登壇して25秒以内で発表。このうち同商議所常議員でクリーニング業・星光舎の高橋哲哉代表取締役社長(59)は「(コロナ禍の)ピンチをチャンスに変えて頑張りたい。還暦祝いもぜひやりたい」と抱負を述べた。同商議所の参与10人も壇上でスピーチした。乾杯はペットボトルの茶を使用し、キャップを開けずに静かに行い、互いにあいさつして新年の幸運を願った。

 商議所や商工会などが主催する新年交賀会は、北上、奥州、西和賀、金ケ崎各市町では新型コロナ感染防止の観点から開催を見送っている。

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