北上・西和賀

“炭治郎”模様に大満足 児童がリボンアート わにっこクラブ【北上】

リボンアートで市松模様にリボンを織る子供たち=和賀西学童保育所

 北上市和賀町横川目の和賀西学童保育所「わにっこクラブ」の児童が6日、カラフルなリボンを市松模様に組むリボンアートに挑戦した。

 リボンアートはレインボー色のリボンなどを市松模様に組むことで唯一無二の模様を生み出し、フレームに入れて飾るアートクラフト。子供や高齢者らを対象にものづくり教室を開く同市北鬼柳の小原隆規さん(64)を講師に迎え、1~4年生21人が参加した。

 児童は気に入ったリボンを選び、所定の長さに切りそろえ、縦のリボンに横のリボンを織っていき、両面テープで台紙に固定。中でもアニメ映画が歴史的なヒットを記録し、社会現象になっている「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎が着ている羽織の緑と黒の市松模様が人気で、1時間半ほどをかけて模様が浮かび上がると「炭治郎だ」と歓声が上がった。

 漫画を全巻をそろえ、父が出す“鬼滅クイズ”に答えるのが楽しみだという和賀西小1年小原大空君(7)は「自分の部屋に置きたい」と出来栄えに満足そうな笑顔を見せていた。

 小原さんは「グラデーションのリボンを使うと、同じ織り方でも唯一無二のものになるのがリボンアートの楽しさ。身近なもので市松模様が自分で作れる」と話し、子供たちにものづくりの面白さを伝えていた。

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