奥州・金ケ崎

防災への誓い新たに 奥州市消防団出初式

奥州市消防団出初式で市長表彰を代表受領する小原団長

 奥州市消防団(小原勝喜団長)の2021年出初式は11日、市役所で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため例年の市出初式から大きく内容を変更し、最小限の式典のみ実施。団幹部が防火・防災への誓いを新たにした。

 これまでは市や奥州金ケ崎行政事務組合消防本部とともに市出初式を800人規模で開催。今年は団の単独行事とし、副本部長以上の幹部と市担当課から合わせて約30人が出席した。

 小原団長は「東日本大震災からの10年間に全国で大規模な災害が相次ぎ、新型コロナで団の行事や訓練も縮小・中止を余儀なくされた。このような中で住民の信頼が大きくなっており、団結を強固にして付託に応える必要がある」と訓示。小沢昌記市長は式辞で「経験したことのない大雪で除排雪が混乱し、甚大な農業被害も起きた中で新年を迎えた。消防体制を着実に強化し、団員の皆さんが誇りを持って職務を遂行できる環境づくりにさらに努める」と述べた。

 例年の表彰のうち、市長表彰・感謝状の贈呈も行われ、小原団長が代表受領した。このほかの賞状は同団の各方面隊を通じて被表彰者に届けられる。

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