ミズキ団子飾り楽しむ 更木地区で世代間交流【北上】
北上市の更木地区で13日、世代間交流会が開かれ、地域の子供たちとお年寄りらがミズキ団子飾りなどを通じて親睦を深めた。
更木地区交流センター(川村惠壽センター長)で毎年開催しており、地元の幼稚園児や小学生、老人クラブ会員ら30人ほどが参加。例年であれば長さ十数メートルにもなるジャンボのり巻き作りや昼食会も行っていたが、今年は新型コロナウイルスの影響により、規模を縮小した。
子供たちはきねや臼を使って「よいしょ、よいしょ」の掛け声に合わせて餅つきを体験。つき上がった餅は黄や赤、緑に色付けして団子にし、全員で協力してミズキに飾り付けた。
子供たちは「もちもちしてる」「これで豊作だね」と元気いっぱい。川村センター長は「ここも高齢者が多い地区だが、お年寄りは子供との触れ合いで元気をもらえるし、逆に子供には昔ながらの風習などを教えることができる。今年も1年健康で過ごせるように、また豊作であるように願いたい」と話していた。