奥州・金ケ崎

ユニバーサルスポーツ満喫 体験・交流会【奥州】

卓球バレーなど4種目に児童らが挑戦し、競技の魅力を体感したユニバーサルスポーツ体験・交流会

 NPO法人前沢いきいきスポーツクラブは16日、「ユニバーサルスポーツ体験・交流会」を奥州市の前沢B&G海洋センターで実施した。地元の野球、ソフトテニスのスポーツ少年団の児童、保護者ら約30人の参加者が卓球バレーなど4種目に取り組み、障害や年代にかかわらず誰もが楽しむことができる競技への理解、関心を深めた。

 新型コロナウイルスの感染予防対策として参加人数を絞り、参加者にはマスク着用を求め、使用用具の消毒を行うなどの対策を図りながら実施。参加者を4グループに分け、ボッチャ、卓球バレー、シャフルボード、スマイルボウリングの4種目の体験機会を設けた。

 卓球バレーでは、卓球台を用い、1チーム6人での対戦形式で台の周りに座り、木の板のラケットでピンポン球をネット下を通して打ち合う基本的なルールを説明した後、参加者が体験。白熱するラリーに児童らも力が入り、得点を挙げると笑顔をのぞかせ、競技を満喫した。

 体験・交流会は同法人が主催し、県文化スポーツ部、県障がい者スポーツ協会が共催、前沢老人クラブ連合会が後援して初めて開催した。同法人では「障害のあるなしにかかわらず一緒に楽しめるスポーツを普及していきたい。今は新型コロナで障害者の参加は難しいが、将来的には集まって一緒に行う機会ができれば」との構想も示していた。

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