北上・西和賀

伝承の舞躍動的に 郷土芸能踊り初め会 藤根地区【北上】

藤根地区郷土芸能踊り初め会で舞う北藤根鬼っ子剣舞

 北上市和賀町の藤根地区交流センターで17日、2021年度藤根地区郷土芸能踊り初め会が開かれた。同地区で鬼剣舞や田植え踊り、神楽などの伝承活動に取り組む団体が出演し、今年1年の活動をスタートさせた。

 長清水山伏神楽、北藤根鬼っ子剣舞、道地ひな子剣舞、中野田植踊、北藤根鬼剣舞に取り組む各保存会から93人が出演。長清水山伏神楽の権現舞で開演し、獅子頭と舞手が一体となり、獅子の歯を打ち鳴らしながら火伏せ、無病息災を祈った。

 このうち北藤根鬼っ子剣舞は刀剣舞の狂いなどの演目を披露。14年に北藤根鬼剣舞の育成団体として発足し、和賀東小学校児童を中心とした18人で活動する団体で、躍動的で風格のある踊りが観衆の感嘆や拍手を誘った。

 新型コロナウイルスの影響で練習や公演の機会が少なくなった昨年。踊り初めに向けて一生懸命練習してきたといい、和賀東小4年髙橋咲来君(10)は「みんなの前で踊るのは緊張するが、踊り終わった時に達成感を感じる。(今年は)迫力のある鬼剣舞でコロナが退散するよう活動していきたい」と話していた。

 踊り初め会は各団体の伝承活動への動機付けを図り、交流の機会にしようと開催。主催する藤根自治振興会の小松久孝会長は「祈りや願いの意味を持つ郷土芸能。コロナ禍で閉じこもるのではなく密を避けて一堂に会し終息を祈念した。後継者が減り伝承活動の継続が難しくなっているが、活動しやすいよう支援していきたい」と話していた。

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