一関・平泉

音楽愛、こだわり胸に 映画ロゴ入りスウェット発売 平泉・一関DMOとベイシーがコラボ

22日に発売されるベイシーとコラボしたスウェットを着用するスタッフ

 世界遺産平泉・一関DMO(松本数馬代表理事)は、一関市地主町のジャズ喫茶ベイシーとコラボレーションした商品の第1弾として、「裏起毛スウェット」を22日に発売する。同店に関する映画のロゴ入りの限定バージョンで、ファンから喜ばれそうだ。

 同店は、大学在学中にビッグバンド「ハイソサエティ・オーケストラ」でバンドマスター兼ドラマーとして活躍した菅原正二さんが1970年ごろにオープン。店名の由来となったカウント・ベイシーから直々に「スウィフティー」という愛称を与えられ、こだわり抜いたオーディオでレコードを「演奏」し、国内のみならず世界中のジャズファンやオーディオファンを魅了し続けている(現在は休業中)。

 2020年には同店と菅原さんの生きざまを追ったドキュメンタリー映画「ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(バラード)」が公開され、人気を博した。今回は、同市のふるさと納税に関する返礼品業務を受託している同DMOが、菅原さんに返礼品として同店に関する商品を扱うことを提案し、快諾を得たことから実現した。

 第1弾となるスウェットは、ドキュメンタリー映画でも活用されたロゴが胸元に入れられ、色はブラックとヘザーグレーの2種類。サイズはS、M、L、XLを用意した。20年12月からふるさと納税の返礼品に取り入れられており、既に注文も受け付けているという。

 同市上大槻街の地域活性化拠点「一BA(いちば)」で取り扱っており、販売価格は6800円(税込み)。同DMOでは今後もコラボ商品を検討しており、「マスターの音へのこだわり、男らしい生きざまを示すロゴを胸にまとってステイホームを楽しんでほしい」としている。

 問い合わせは一BA=0191(48)3838=へ。

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