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ホワイトアウト警戒 車間距離確保呼び掛け 県警高速隊【岩手】

 北海道や東北、北陸エリアで記録的な大雪が続き、各地の高速道路で交通事故が多発している。宮城県内の東北道では19日、吹雪で視界が遮られる「ホワイトアウト」現象が影響したとみられる多重事故が発生し、一関市の60代男性が死亡した。県警高速隊は雪氷期の重大事故防止に向け、ドライバーに十分な車間距離の確保や、道路状況の事前確認などを呼び掛けている。

 雪氷期(1~3月)における県内高速道での交通事故発生状況を見ると、2020年は暖冬ということもあり、年間件数の3割程度にとどまったが、大雪に見舞われた12~14年は年間件数の4割と比較的高い割合を占めた。

 雪氷期は単独事故などで停止した車両に衝突する「二次事故」が多いのが特徴。特定の地点ではなく、積雪地域の広範囲で発生している。主な事故原因のうち、凍結や積雪路面に起因する事故は約3割を占めた。

 今冬は記録的な大雪が続いており、局地的な地吹雪などで発生するホワイトアウト現象への警戒が必要。同隊は視界が遮られたときの対処法として、ブレーキランプを点滅させて後続車に存在を知らせながら減速することを挙げている。低速でも走行し続けていれば、ホワイトアウトの発生区間を抜けられる場合もあるという。停車する場合は、車線は避けて路肩に止めるよう促している。

 このほか、基本的な冬場の事故防止策として、規制速度の順守と車間距離の確保を推奨。同隊の千葉憲生直轄隊長は「高速は単調な道路のため、注意力が散漫になりやすい。天候や通行止め情報など道路状況を事前に確認した上で、緊張感を持って運転してほしい」としている。

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