一関・平泉

味が楽しみ手作り豆腐 滝沢市民セ加工実習【一関】

平泉町産の大豆を使い、豆腐を手作りした参加者

 滝沢市民センターの豆腐加工実習は4日、一関市滝沢の同センターで行われ、参加者が平泉町産の大豆を使い、温度や手順を確認しながら豆腐を手作りした。

 実習は同センターの農産加工室の周知や利用促進などを目的に、みそ加工実習と合わせ毎年3日間の日程で実施。初日と最終日にみそ造り、2日目に豆腐作りが行われる。

 今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、参加人数を制限。同日は市内から5人が参加し、同市赤荻を拠点に活動している一関生活研究グループの菅原聡子さん(58)が指導した。

 参加者は水に浸しておいた5升の大豆を豆すり機でつぶした後、湯に入れて20分煮た。豆汁を布に通して豆乳とおからに分け、豆乳ににがりを加えて豆腐を仕上げた。

 参加者は「豆腐の固さはにがりの量で決まるのか」などと質問し、菅原さんは「にがりもそうだが、混ぜる回数によっても変わってくる」とアドバイスしていた。

 初めて参加した同市花泉町の60代女性は「冷めないように素早くやる必要があり、結構大変な作業だった。みんなからおいしいと聞いているので、味が楽しみ」と話していた。

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