奥州・金ケ崎

策定向け意見求める 説明会スタート 次期高齢者福祉・介護保険計画案 金ケ崎町

三ケ尻地区会場を皮切りに始まった次期金ケ崎町高齢者福祉・介護保険事業両計画案の説明会

 金ケ崎町の高齢者福祉計画と第8期介護保険事業計画(ともに2021~23年度)案の説明会は9日、三ケ尻、街の両地区生涯教育センター会場を皮切りに始まった。町側は介護保険料額(基準月額)を現行から100円引き下げ5100円とし、認知症対策を新たに盛り込むなどした計画案の概要を住民に説明。策定に向けて意見を求めている。

 説明会は町内各生活圏(地区)などの生涯教育センターが会場。案は第4回策定委までにまとめたもので、町保健福祉センターの職員が概要を説明した。団塊の世代が75歳以上となる25年問題、団塊ジュニア世代が65歳以上となる40年問題を見据え、中長期的な視点も取り入れている。

 第1号被保険者の保険料のベースとなる基準月額は、介護給付費準備基金を取り崩して減額している。基本方針には、需要の高まりや予防の重要性などを受けて認知症施策の推進を追加。重点には▽全町的な介護予防意識の定着▽認知症との共生社会の実現▽介護人材確保の取り組み―を掲げている。近年の全国的状勢を受け、災害や感染症対策に係る体制整備も新たに施策に盛り込んだ。

 三ケ尻会場に出席した町民からは、「要介護に当てはまらなくても季節ごとに体調を崩す高齢者もいるので支援してほしい」「フレイル(加齢による心身の衰え)にも対応が必要」などの意見が出た。

 説明会は今後、10日に南方、西部、中央、12日に永岡、北部の各生涯教育センターで開く。パブリックコメント(意見公募)も12日まで募集。寄せられた意見をまとめて最終案を検討し、17日に開かれる第5回策定委で計画を成案化し髙橋由一町長に提出する。

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