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県内医療従事者へ開始 月内に9750人予定 新型コロナワクチン接種【岩手】

新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける盛岡市立病院の加藤院長(右)=6日午後、同病院

 県内で初となる新型コロナウイルスのワクチン接種が6日、医療従事者を対象に始まった。同日は県内の感染症指定など五つの医療機関にワクチンが到着。第1弾として月内に計20箱(1箱975回分)が到着する予定で、医療従事者9750人が接種を行う。

 県によると、ワクチンは全て米ファイザー社製。医療従事者を対象にした配給スケジュールは、同日を皮切りに8、22、29日の各週に各5箱が到着する予定となっている。

 感染症指定医療機関の盛岡市立病院(同市本宮)にも6日にワクチンが到着し、医師、看護師ら職員35人が接種した。病院の会議室を会場にして、接種前の体調などを問診した後、医師や看護師らが順次接種を受けた。接種後は、副反応をみるために15分程度待機した。

 同病院では医師、看護師、事務員、委託業者ら441人のうち、422人が9日までに接種する予定。

 自らも接種を受けた後、報道陣の取材に応じた加藤章信院長は「打った時に痛みや具合が悪くなることはなかった。これからワクチンを受ける人は、あまり大変なことではないと理解してもらいたい」としながら「ワクチン接種は県民や市民に安全で安心な医療を提供する上で大変力になる。ワクチンが広く供給され、感染が収束に向かうことを期待したい」と述べた。

 県内医療従事者の接種対象は5万人程度を見込んでおり、ワクチンの供給量に応じた接種体制を検討している。県医療政策室の木村真智ワクチン接種担当課長は「県内にもワクチンが到着し、医療従事者の接種が行われた。今回の経験を今後の接種に生かしていきたい」とした。

 県内の65歳以上の高齢者を対象にした接種は4月12日に開始される。

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