花巻

日本一目指し健闘誓う 全国選抜へ市長表敬 花巻東高ソフトボール部

上田市長(左から2人目)に全国大会での健闘を誓う石原主将(中央)ら

 第39回全国高校女子ソフトボール選抜大会と第66回全国私立高校女子ソフトボール選抜大会に出場する花巻東高の代表が9日、花巻市役所に上田東一市長を表敬訪問し、目標とする日本一に向けて全力を尽くすことを誓った。

 花巻東高は第67回県高校新人大会ソフトボール競技で5年連続10度目の優勝を飾り、20日から栃木県で開催される全国選抜大会の出場権を獲得。東北私立選抜でも3年連続6度目の頂点に立ち、27日から愛媛県で開かれる全国私立選抜への出場を決めた。

 昨年のチームは全国トップレベルの選手を擁し、今年度と同様に全国ダブル出場が決まっていたが、新型コロナウイルスの影響で各大会が軒並み中止。現チームはその3年生と何度も練習試合を重ねたことで大幅にレベルアップしたという。引き締まった守備でピンチをしのぎ、攻撃は東北私立選抜決勝で3打席連続本塁打の3番後藤実来選手(2年)が鍵を握る。全国選抜は初日の1回戦で高田北城高(新潟)と対戦する。

 市役所には小田島順造校長、ソフトボール部の有住隆監督、湊祥之介顧問、石原亜優海主将(2年)が訪れ、有住監督は「目立つ選手はいないが、ミスが少なく総合力が高いチーム。堅実なプレーで上を目指したい」、石原主将は「支えてくれた3年生や指導者、家族に恩返しできるよう、優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。

 上田市長は「東北大会で圧倒的な強さを見せているので楽しみ。歴史に残り、語り継がれるチームになってほしい」と期待した。

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