学び基金に11万円寄付 県調騎会騎手部会【岩手】
岩手競馬所属の騎手らでつくる県調騎会騎手部会(会長・村上忍騎手)は9日、東日本大震災の遺児らを支援する県の「いわての学び希望基金」に11万3000円を寄付した。
2020年度の寄付金は「震災復興祈念協賛レース」(計21レース)に騎乗した手当の一部やグッズの売り上げなどを積み立てた。
県庁で行われた贈呈式では、村上会長が県教委の佐藤博教育長に目録を手渡した。
佐藤教育長は「新型コロナウイルスの影響で活動が制限される中、このような支援をしていただき、大変ありがたい」と感謝し、村上会長は「レースで集めたお金を子供たちの将来のために役立ててほしい」と話した。
競馬関係者による寄付は11年度から行われており、今回を含めた合計寄付額は1173万1447円となった。