奥州・金ケ崎

特別純米酒完成祝う 真城産ひとめぼれ100%使用【奥州】

鏡開きで「真城米酒」の完成を祝う関係者

 奥州市水沢の真城地区産ひとめぼれを100%使用した特別純米酒「真城(しんじょう)米酒(うまいしゅ)」のお披露目会が26日、真城地区センターで行われた。新型コロナウイルス流行下でのユニークな地域活性化事業。真城産ひとめぼれで日本酒づくり実行委員会(菅原亮一委員長)ら関係者が集まって祝福した。完成した酒は、原料米提供者や醸造支援金の寄付者に返礼品として配布する。

 酒造りは、コロナ禍で地域の各種行事が中止や縮小となったことを受け、真城地区振興会経営企画部会が提案。地元の「真城未来創造プロジェクト事業」に追加する形で、実行委を設立して取り組んだ。

 「真城米酒」は精米歩合60%、アルコール度数15%で、幅広い料理に合うすっきりした味という。地区内から提供されたひとめぼれ990キロを使用し、岩手銘醸(同市前沢、及川啓子代表取締役社長)が醸造。寄付のほか市協働のまちづくり交付金も活用し、事業費は221万1475円。720ミリリットル入り1500本を製造した。

 ラベルデザインと名称は、同市水沢真城字中崎の小谷地しのぶさん(41)の案を採用。“宣伝部長”のキャラクター「真城きみひと君」は、同市胆沢南都田の千田理子さん(45)がデザインした。

 同日のお披露目会では、鏡開きで完成を祝った。菅原委員長は完成までの支援に感謝を述べ、「ひとめぼれの産地として地域づくりの一環で取り組んだ。コメの消費が落ちているので、拡大にもつなげたい」と語った。及川社長は「丹精込めて作られたひとめぼれでの酒造りに参加させていただき光栄。きっと満足していただけると思う」とあいさつした。

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