一関・平泉

千厩 5年ぶり頂点 東北北海道公立高ソフト 県勢決戦制す【一関】

第12回東北北海道公立高校女子ソフトボール大会1部で5年ぶりの優勝を果たした千厩

 第12回東北北海道公立高校女子ソフトボール大会(実行委主催、一関市、同市体育協会など後援)は27、28の両日、同市川崎町薄衣の川崎運動広場と川崎中学校グラウンドの2会場で行われた。1部の決勝は県勢同士の対戦となり、千厩が花巻南を17―0(3回コールド)で下し、5年ぶりの優勝を飾った。

 同大会は東北・北海道高体連ソフトボール専門部の競技力、レベルの向上などを狙いに2009年から開催。18年度は降雪のため最終日を中止、19年度は新型コロナウイルスの感染拡大で中止しており、今回は3年ぶりの開催となった。

 シーズンの到来を告げる大会には県内7校を含む東北・北海道の16校(1チーム棄権)が出場。初日は4チームずつの4ブロックで予選トーナメント(一部3チームによるリーグ戦)を行い、最終日は予選ブロック1、2位が1部決勝トーナメント、3、4位が2部トーナメントに進んだ。

 1部には千厩、花巻南、宮古・宮古商工の県勢のほか秋田北(秋田)、新屋(同)、帯広南商(北海道)、安積黎明(福島)、いわき光洋(同)の8チームが進出。午後から雨が降る荒天の中、各チームの選手はグラウンドでこれまでの練習の成果を発揮し力強いプレーを繰り広げていた。

 2部は決勝で一関一が三本木(青森)を6―2で破り優勝した。

 対戦結果は次の通り。

 予選トーナメント

 ▽A=秋田北8―4三本木、花巻南11―1盛岡農、三本木7―0盛岡農、秋田北5―1花巻南▽B=千厩4―3弘前実業、安積黎明10―8盛岡市立、弘前実業8―2盛岡市立、千厩11―3安積黎明▽C=宮古・宮古商工4―2一関一、新屋3―2平商、一関一7―0平商、新屋11―3宮古・宮古商工▽D=いわき光洋4―0帯広南商、いわき光洋8―5一関二、帯広南商7―0一関二

 ◇1部決勝トーナメント▽1回戦=秋田北10―1宮古・宮古商工、千厩3―1帯広南商、新屋7―0安積黎明、花巻南10―8いわき光洋▽準決勝=千厩7―6秋田北、花巻南5―4新屋▽決勝=千厩17―0花巻南

 ◇2部決勝トーナメント▽1回戦=三本木9―2平商、一関一7―2盛岡市立、一関二8―1盛岡農▽準決勝=三本木6―5弘前実業、一関一6―0一関二▽決勝=一関一6―2三本木

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