春の里山 雪化粧【一関】
9日は冬型の気圧配置となり、県内の内陸部は山沿いを中心に朝方にかけて雪が降った。24時間降雪量(盛岡地方気象台調べ)は一関市厳美町祭畤で3センチ、西和賀町湯田で12センチをそれぞれ観測した。日中の最高気温も2桁に届かず、3月中旬から下旬並みの肌寒い一日となった。
このうち、同市厳美町の矢櫃(やびつ)ダム近くの国道342号沿いでは、地表から顔を出したツクシやバッケが雪に覆われ、田んぼや畑も久しぶりに雪化粧した。
市内の最高気温は一関9・7度、千厩7・3度、最低気温は一関1・3度、千厩氷点下0・9度だった。
同気象台によると、10日は、西高東低の気圧配置から次第に高気圧に覆われるため、曇りや晴れとなる見込み。