一関・平泉

新型コロナワクチン 高齢者接種が開始 副反応見られず 一関市 初日50人

新型コロナワクチンの接種が始まった一関市藤沢町の老健ふじさわ(同施設提供)

 新型コロナウイルスの高齢者向けワクチン接種が12日、全国の一部自治体で始まった。一関市新型コロナワクチン接種対策室によると、市内では高齢者施設2カ所合わせて入所者50人が接種を受けたが、副反応は見られなかったという。市は今月中に12施設(入所者総数401人)を対象に希望する入所者に接種を行い、5月からは個別接種会場(51医療機関)と集団接種会場(市総合体育館)で一般高齢者への接種を計画している。【3面に関連】

 初日は、同市藤沢町の老健ふじさわ(入所者55人)の75~100歳の高齢者35人と、別施設(非公表)の15人が接種を受けた。

 このうち、報道機関の取材に応じた老健ふじさわの鈴木和広事務長は「ワクチンの取り扱いは神経を使った。今回(の接種)は隣の病院スタッフに協力いただいた。2回目の接種は5月3日に行う」と語った。

 初日に使用したワクチンはファイザー社製で、今月8日に1箱(975回分)が超低温冷凍庫(ディープフリーザー)を置く同市山目の一関保健センターに到着した。今月の最終週には、もう1箱が届く予定となっている。

 今月の接種は、配給量に応じて市内の特別養護老人ホームや介護老人保健施設、グループホームなど12施設で実施する計画。施設ごとに接種希望者分をその都度分配することにしているが、保存期間が限られるため、接種当日に発熱や体調不良で希望者の接種を見送る場合は、無駄にしないよう同施設従事者への接種に使用し、できるだけ廃棄しないようにする方針だ。

 高齢者施設入所者の接種について市は、隣接する平泉町と共同実施体制を取っており、6月中旬までに両市町内102施設の入所者約3000人を対象に進める。

 高齢者への接種実施計画を立てている勝部修市長は定例会見で「今後の供給が非常に気掛かりだが、国を信じて安定的に供給されることを願うしかない」と語った。

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