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五輪代表選手ら「頂上決戦」 スポーツクライミング全国大会 盛岡で6月

 スポーツクライミングの全国大会「第4回コンバインドジャパンカップ」「スピードジャパンオープン」は、6月18、19の両日に盛岡市の県営運動公園で開催される。コンバインド大会が同市で開かれるのは2018年に続き2度目。ともに東京五輪前の重要な大会と位置付けられ、五輪代表内定選手や同市出身の伊藤ふたば選手(TEAM au)らの出場が見込まれている。

 日本山岳・スポーツクライミング協会が主催。スピードジャパンオープンは6月18日に開催され、垂直の壁を登る速さを競う種目「スピード」で予選、決勝が行われる。コンバインドジャパンカップは到達した高さを競う「リード」、複数の課題が設けられた壁を登る「ボルダリング」の2種目で18日に予選、19日に決勝。両大会とも男女各20人が出場する見込みで18日は無観客、19日は有観客で開催を予定している。新型コロナウイルス感染防止対策として同協会のガイドラインに基づき、選手やスタッフの大会前2週間の体温記録などを徹底する。

 両大会の開催について、県山岳・スポーツクライミング協会の吉田春彦会長は「東京五輪前の大事な大会に盛岡を選んでもらえたのはありがたい。国内トップレベルの選手が集うので、県民にも応援してもらい大会を盛り上げてほしい」、達増拓也知事は「五輪出場選手らが遺憾なく実力を発揮し、白熱した競技が繰り広げられることを期待する」と話している。

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