花巻

花巻市、初日は325人 高齢者向け接種開始 新型コロナワクチン

集団接種会場で新型コロナワクチンの優先接種を受ける市民

 65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナワクチンの優先接種が21日、花巻市でも始まった。同市では感染時に重症化するリスクが高いと考えられる91歳以上の在宅高齢者から集団接種を進める計画で、同日は花巻地域に住む325人が1回目の接種を済ませた。22日には大迫地域の65人が接種を受ける予定。

 初日は、同市松園町の市総合体育館に接種会場が設けられた。市医師会の医師と看護師、市職員ら95人が従事し、接種を受ける高齢者には家族らが付き添い、移動手段の確保が難しい人には接種会場まで乗合タクシーも準備された。

 検温、受付を済ませた高齢者は、予診票の確認や問診に続いて接種を受け、体調を観察するため場内で15分ほど待機。息子の付き添いで接種を受けた阿部チヤ子さん(95)=太田=は「思ったより痛くなくて安心した。早く多くの人が受けられるようになれば」と話していた。

 市によると、接種会場で接種後に体調不良を訴えた人はいないという。

 同市では既に975回分(487人分)のワクチンが到着。26日と5月3日の週に計3900回分(1950人分)が供給される見通しで、91歳以上の約2100人(高齢者等施設入所者を除く)から接種を進める。その後に75~90歳、65~74歳、基礎疾患保有者・65歳未満と対象者を段階的に広げていく。

 ワクチンの供給状況に応じて高齢者等施設入所者は施設従事者への同時接種も念頭に5月以降、入院中の高齢者についても5月以降に病院などで接種できるよう準備を進めていく。

 市健康福祉部の髙橋靖部長は「接種計画に基づくワクチンの供給が可能であれば、高齢者は6月までに接種を終えられる。安定して供給していただければ」と話す。

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