奥州・金ケ崎

地球温暖化テーマに アニメ2本上映 宇宙遊学館【奥州】

奥州宇宙遊学館で開かれた「ガラスの地球を救え!」上映会

 奥州宇宙遊学館の「ガラスの地球を救え!」上映会は25日、奥州市水沢星ガ丘町の同館で開かれた。漫画家の手塚治虫がエッセー集「ガラスの地球を救え」に込めたメッセージを基に作られたアニメ映画2本を上映。訪れた親子らは地球温暖化などについて思いを巡らせた。

 上映会は4月22日の「アースデー」にちなみ、地球温暖化への危機意識を持ち、限りある資源の使い方などを親子で考えるきっかけにしてもらおうと開催した。

 作品は環境省制作・著作で、日本動画協会が企画・制作、手塚プロダクションがアニメーション制作に当たった「地球との約束」「私たちの未来」の2本。

 上映会の会場内には地球温暖化を考える資料をパネル展示し、同館スタッフが温暖化について解説。パネルでは、宮沢賢治が「グスコーブドリの伝記」の作中の会話部分で二酸化炭素と気温との関係について触れていることなどが紹介されている。

 参加者は、地球温暖化による気候変動による災害に取り組む中学生のストーリーなどに見入って「真剣に考えなければいけないと感じた」などと感想を話していた。

 上映会は29日午前10時30分~11時40分にも開かれる。

 問い合わせは同館=0197(24)2020=へ。同館は火曜日休館。

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