一関・平泉

新感覚の団子いかが 「義経千本桜」きょう発売 栗駒茶屋本店【一関】

29日発売の「義経千本桜だんご」。あんこやごまの上にイチゴやキウイ、バナナなどがトッピングされている

 一関地方で旅行・飲食・宿泊事業などを展開するイーハトーブ東北(本社一関市磐井町、松本数馬代表取締役)は、地域を代表する餅文化の魅力を発信していこうと、平泉と関わりの深い源義経の名を冠した新商品「義経千本桜だんご」を29日に発売する。スイーツ感あふれる新感覚の味をそろえた14種類の団子には、地元企業が開発した柔らかな餅の食感を保つ独自製法が用いられ、同市厳美町字若井原の古民家ステイ&カフェ「栗駒茶屋本店」で販売される。

 「義経千本桜だんご」は地域伝統の糸切り団子を渓流下りの小舟に見立てた容器に並べた上に、定番のあんこ、ごまをベースに果物や菓子などを豪華にトッピングした「あんこいちご盛り」「あんこマスカルポーネキウイ盛り」「ごまチョコバナナ盛り」「みたらし紫芋モンブラン盛り」などのメニューを用意。どれもあんこやごまの甘さと、爽やかな果物の味わいが口の中で溶け合うなど新感覚の味が特徴となっている。

 団子の軟らかさには、大林製菓(本社同市山目町1丁目、大林学代表取締役)が持つ、餅のつきたて食感を長期間保つことができる特許技術が用いられた。

 メニューの開発に携わった同店スタッフの千葉加代子さん(60)は「品数が多いこともあり、素材をどう合わせるのかが苦労した。見た目のレイアウトだけでなく、従来の団子とは違った味をぜひ楽しんでほしい」とアピールする。

 価格は団子が10個入った容器入りのものが300~600円で、一般的な串団子も1本110円で販売。店内での飲食のほかテークアウトにも応じる。

 営業時間は午前10時~午後4時で不定休(5月5日までは毎日営業)。問い合わせは同店=0191(39)2855=へ。

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