一関・平泉

コロナ関連 備蓄品保管、相談も 月内の完成目指す 平泉町施設建設

新型コロナ感染対策の備蓄品保管などのため、平泉町役場前に建設している施設の現場。今月中の完成を目指している

 平泉町は、新型コロナウイルス感染予防に関連する備蓄品の保管などに活用する施設を建設している。町内で万一感染者が確認された際の対応拠点にする。施設内には相談室を設けて平常時は新しい生活様式の中で、町民の相談に応じるほか、感染者が発生した場合は濃厚接触者の聞き取りなどに活用する予定。事業費は約1400万円で、今月末までの完成と使用開始を予定している。

 施設が建設されるのは、平泉字志羅山地内の町役場と町保健センターをつなぐ通路に面した緑地部分で、木造平屋建て、延べ床面積37・67平方メートルの建物1棟を整備。同センターの相談室を増築する形だが、通路や通用口とは直結せず独立した建物にする。

 施設内には新型コロナ感染予防などに必要な備蓄品を保管する格納庫と、相談室がそれぞれ設けられる。このうち相談室は、感染拡大を防ぐ観点から同センターなど既存施設と動線を分ける。平常時は町民の相談業務に使用するが、感染者が発生した場合は防護服の着脱や濃厚接触者の聞き取り、保健所など関係機関との打ち合わせを行う対応拠点としての役割を担う。

 工事は3月末から始まり、緑地部分にあった樹木などの撤去に続き、現在は建物本体に着手している。施設は今月に完成する見込みで、内部にマスクや消毒液、手袋、防護服など感染対策に必要な物資を備蓄する。同センターの担当者は「備蓄品の保管場所を確保することはもとより、新しい生活様式に対応した取り組みにも活用していきたい」と説明する。

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