北上・西和賀

愛唱歌しっとりと 声楽家 伊藤さん出演 母の日コンサート【北上】

「母の日コンサート」で愛唱歌などを情感たっぷりに歌う伊藤泰子さん。左はピアノ伴奏の佐々木光さん

 「母の日コンサート~part17」(実行委主催、岩手日日新聞社など後援)は8日、北上市さくら通りの市文化交流センターさくらホールで開かれた。懐かしい愛唱歌を中心に、合唱や黒沢尻歌舞伎との共演など多彩なステージで来場者を楽しませた。

 コンサートは2005年3月に発生した福岡県西方沖地震をきっかけに、被災者支援として毎年「母の日」の時期に合わせて実施している。

 11年からは東日本大震災復興支援チャリティーとして開催し、会場で寄せられた義援金は日本赤十字社県支部を通して被災者に寄付している。

 今回は、「伊藤泰子『女学生の愛唱歌』を唄う」と題し、2部構成で行われた。

 第1部は、二期会会員で声楽家の伊藤さんが「この道」「宵待草」「荒城の月」「初恋」などを情感を込めてしっとり歌い上げ、来場者はじっくりと聴き入った。曲間には、「初恋はカルピスの味かな」「肉は付くのに、体力は付かないのよね」などと笑いを誘うトークを交えて会場を和ませた。

 第2部では伊藤さんが歌う「曼珠沙華(ひがんばな)」に合わせて、黒沢尻歌舞伎の高橋恵美子さんが優雅に踊るパフォーマンスや、「さくら」の女声合唱団&男子合唱部が「いのちの歌」「花」「白百合の歌」などで美しいハーモニーを披露し、客席からは大きな拍手が送られた。

 伊藤さんは「コロナ禍の中、多くの方に来ていただき感謝します。年を取っていつまでも歌えるわけではないが、来年も再来年も続けていきたい」と語っていた。

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