北上・西和賀

専門家が変状箇所確認 早期復旧へ対応検討 国道107号通行止め【西和賀】

国道107号ののり面変状箇所などを確認する関係者(県提供)

 西和賀町大石地内の国道107号で、山側のり面の異常が確認され、全面通行止めが続いている問題で、県などの要請を受けた国の専門家が10日、変状箇所の現地調査に当たった。県では調査結果などを踏まえて今後の対応を検討し、復旧と早期開通を目指していく。

 のり面の変状があったのは、同町の道の駅錦秋湖から西側へ約4・5キロの大石橋付近。1日午前に発生した地震に伴う道路施設の点検などで、コンクリート構造物の亀裂やアンカーの抜け落ちなどが確認されたため、同道の駅―大石橋の約5キロ区間を同日夜から通行止めにし、代替路として秋田道北上西IC(インターチェンジ)―湯田IC間を通行無料としている。

 10日は県と東北地方整備局の要請により、道路・河川構造物や地質、地滑りなどを専門とする国土技術政策総合研究所、国立研究開発法人土木研究所の調査員10人らが現地を訪れ、目視などで現状を確認した。

 調査に先立ち、同道の駅で行われた概況説明では、県南広域振興局土木部北上土木センターの守谷康道路環境課長が「1日のパトロールでクラックの発生が見つかったほか、めきめきと音がしていたり、落石防護網のワイヤーの一部が切れたりした」「現在は監視カメラを付けて路面やのり面の状況を調べている。日々クラックも大きくなっており、危険な状況が続いている」などと語った。

 今後も当面の間、通行止めを継続し、本格的な調査や復旧工事などに取り組んでいく考えで、同センターでは「重要な生活道路でもあるので、安全を確保した上で早期の開通を目指したい」としている。 

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