【新型コロナ】新規19人、高齢者1人死亡 クラスター2件発生
県と盛岡市は22日、新型コロナウイルスで基礎疾患のある高齢者1人が死亡、新たに10歳未満~80代の男女19人の感染が確認されたと発表した。重症者はいない。県内の死者は43人、患者累計は1332人となった。
盛岡市では10~70代の男女11人が感染。このうち20~40代の男性4人は職場の同僚で、これまで判明している2人を含め計6人となり、クラスターと認定した。県警は同日、この男性4人を本部所属の職員と発表。県警の患者数は計6人で、同僚ら27人を自宅待機とした。
市内の飲食店でこれまでの患者1人を含め計5人のクラスターを認定。
クラスターが発生した奥州市の高齢者施設に入居する80代女性が感染し計78人となった。
このほか、滝沢市、県央保健所管内、北上市、中部保健所管内、一関市、陸前高田市、宮古市で各1人が感染した。
県競馬組合は22日、職員の新型コロナウイルス感染で今後の対応を検討していた水沢競馬について、23日以降も予定通り開催すると発表した。
感染した職員と接触した職員2人についてPCR検査を行い、ウイルス不検出となったことから、開催に影響はないと判断した。