奥州・金ケ崎

赤き天体に歓喜 スーパームーン、皆既月食 親子連れら観察 奥州宇宙遊学館

国立天文台水沢VLBI観測所敷地内で行われた月食観察会
奥州市水沢で観察された皆既月食

 奥州宇宙遊学館の皆既月食観察会は26日夜、奥州市水沢星ガ丘町の国立天文台水沢VLBI観測所敷地内で行われた。親子連れ20人が参加し、月の欠け始めから皆既月食の終わりまでを観察。スーパームーンと皆既月食が重なったこともあって、参加者からは「すごかったね」と感動の声が上がった。

 観察会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、人数を限定しての開催。望遠鏡を代わる代わるのぞくことは避け、望遠鏡で捉えた食の様子をモニターやプロジェクターで映し出すなど観察方法への工夫を凝らした。

 観察開始前には、イーハトーブサイエンススクールリーダーの花田英夫さんが、「月食は、月と地球と太陽が一直線に並ぶことで起きる。完全に並ぶ時、皆既月食となる。そして今夜は月がいつもより近づいている状態の満月で、スーパームーン。この二つが重なって日本でも観察できるのは24年ぶりのこと」と説明した。

 また、「月食が日食のように暗くならないのは、地球の大気の層で光が屈折するからで、赤いのは青い光は拡散して赤い光が届いているから」と、レーザーポインターと水槽を使って、光の屈折についても解説した。

 参加者は月が昇りながら欠けて、次第に月の光が細くなっていく様子を見守り、皆既月食の始まる午後8時9分と食のピークとなる同16分の前にはカウントダウンをして、ノートに月の形や時間などを記しながら観察を続けた。

 常盤小学校2年の山本大翔君は「3年前の月食は家のベランダから見た。きょうの月食はきれい。だんだん黄色から赤くなっていくのを見てすごいと思った」と話していた。

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