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大谷今季初黒星 筒香は無安打

 【オークランド時事】米大リーグは28日、各地で行われ、エンゼルスの大谷翔平(花巻東高出)はアスレチックス戦に先発登板し、6回3分の0を投げて3安打3失点で今季初黒星(1勝)を喫した。スコアは1―3。

 ドジャースの筒香はジャイアンツ戦に8番左翼で出場し、4打数無安打。ドジャースは延長十回タイブレークの末、5―8で敗れた。

 レッズの秋山はカブス戦の六回に代打で起用されたものの、相手投手の交代に伴って代打を送られた。レッズは0―1で敗れた。

勝負どころで連続四球 大谷「粘り切れなかった」

 味方が1―1に追い付いた直後の七回。エンゼルスの大谷はここで制球が乱れた。「あそこをしっかり抑えられるかどうかで試合は決まったと思う」

 球数が80球に迫っていた上、夜のオークランドは寒い。頻繁に右手に息を吹きかけていた。先頭から2連続四球。それでもベンチは大谷に託したが、チャプマンに三遊間を抜かれて勝ち越し点を献上し、マウンドを降りた。

 前日はバスが渋滞に巻き込まれた。電車で球場に移動したため到着が遅れ、1日先延ばしとなって迎えたマウンド。それでも「どうしようもないこと。その時に一番いい対応ができればいい」と冷静だった。今季初黒星を喫したものの、先発投手の役割は果たした。

 走者がいない場面でも、感覚が良かったというクイックモーションで投げるなど工夫を重ねて試合をつくった。惜しまれる勝負どころでの乱調を、「いまひとつ粘り切れなかった」と反省した。

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