北上・西和賀

水引工芸彩り豊か 愛好者ら作品展 北上・鬼の館

鬼の館で開かれている水引くらぶの作品展

 北上市の愛好者を中心とする水引くらぶ(千田公子代表)の作品展「水引結びの歓(よろこ)び」は、同市和賀町岩崎の市立鬼の館で開かれている。彩り豊かな大小約100点の水引工芸が展示され、来館者が手仕事の妙に感心している。20日まで。

 水引くらぶは、千田代表(同市九年橋)が講師を務めるNHK文化センター北上教室「はじめての水引デザイン」を基に結成。同展ではブローチや髪飾り、イヤリングといった水引アクセサリーをはじめ、金、銀の糸を使った豪華な宝船、緻密に仕上げられた小さなひな人形、洋風文化と融合したハロウィーンの魔女の人形など7人が多種多様な作品を出品している。

 千田代表が疫病退散を願って手掛けたアマビエは、水色の水引糸を波に見立てて飾り色紙で表現。アジサイやダリア、バラ、クレマチス、朝顔などさまざまな種類がある花シリーズは、鉢植えや花瓶に入れたり、庭園を意識して配置したりと工夫した。鬼の館での展示とあって、鬼剣舞の胸当に使用される「笹リンドウ紋」を7人で制作した。

 「あわじ結び」「竹結び」「五角結び」など基本の水引結びを組み合わせるアイデアや立体感が見る人の目を楽しませており、千田代表は「糸の太さや手触りを意識してデザインをイメージしている。色とりどりの糸に触れると気持ちが華やぐし、指先を使うので頭の若返りにも良い。みんなで楽しんで作っている」と水引工芸の魅力を語る。

 開館時間は午前9時から午後5時(入館は同4時30分)まで。最終日の見学は同4時まで。問い合わせは鬼の館=0197(73)8488=へ。

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