花巻

シーズン向け生育期待 ワカサギ稚魚12万匹放流 田瀬湖【花巻】

田瀬湖に放流されるワカサギの稚魚

 ワカサギ釣りで知られる花巻市東和町の田瀬湖に9日、ワカサギの稚魚約12万匹が放流された。関係者10人ほどで作業が行われ、健康に育つことを願うとともに、シーズンを心待ちにした。

 地域活性化を目的に、2019年から、猿ケ石川漁業協同組合と田瀬地域コミュニティ会議、北上川フィールドライフクラブの3団体で協力して実施している。

 同クラブの白畑誠一代表(72)によると、田瀬湖のワカサギは生育環境の良さから、おなかや体高が大きく「シシャモのよう」だという。

 かつて12月ごろから2月ごろまでできた氷上釣りは、地球温暖化の影響で暖冬となり、湖面が凍結せず途絶えた時期もあったが、17年に地元有志らがボートでのワカサギ釣りを考案し、人気を集めている。

 今年は、十和田湖で育った稚魚をトラックで約3時間30分ほどかけて輸送。滑り台のような「シューター」を使って、生き生きとした稚魚を田瀬湖内に勢いよく放した。

 白畑代表は「栄養をたっぷり取って大きく育ってほしい。田瀬湖でのワカサギ釣りを通じてまちが盛り上がり、お客さんにも喜んでもらえるよう活動していく」と期待した。

 同漁協の藤田晃組合長(89)は「組合員らの協力で放流でき感謝。氷上釣りは冬の醍醐味(だいごみ)。たくさんの人が楽しみにやってくるので無事に成長してほしい」と話していた。

 21~22年のシーズン開始は11月を目標にしているという。

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