花巻

元気、感謝届けたい 18日聖火ランナーに意欲 ヨガ教室指導鎌田さん(花巻南高1年)

ボランティアでヨガを指導している鎌田さん

 ヨガインストラクターの資格を持つ県立花巻南高校1年の鎌田梨瑚さん(16)は、18日に花巻市内で行われる東京五輪聖火リレーの走者を務める。北上市和賀町岩崎の夏油古民家カフェkobiruで毎月ボランティアのヨガ教室を開き、人と地域をつなぐ活動に貢献。大役に向けて「応援してくれている方々の期待に応えたい」と意気込んでいる。

 「背中が伸びる感覚をつかんでください」「常に鼻呼吸を意識します」。13日に開かれた教室では、男女5人の参加者に手を上げて片足で立つ「木のポーズ」や、足を前後にずらして手を上げる「戦士のポーズ」などを指導。堂々とした説明に時折笑いも交え、75分間のレッスンを展開した。

 鎌田さんがヨガに出合ったのは8歳の頃。母友紀さん(45)のトレーニングに付いて行ったのがきっかけで盛岡市のヨガスタジオに通ううちにインストラクターを目指すようになった。2018年に13歳で資格を取得し、同カフェの開業に合わせて教室を始めた。

 当初は緊張もあり、一つ一つのポーズなどをどう表現すればいいか悩んだというが、「2年以上、毎月指導する中で教え方が分かってきた気がする。実際にやってみせて、自分が感じることを素直に説明するやり方が良いと思った」。年齢や性別に関わらず取り組めるのがヨガの魅力。子供から高齢者まで分かりやすい指導を心掛ける。「中学生、高校生の講師ということで心を許してもらっているところもある。レッスンを受ける人たちも、分からないことを気軽に聞きやすいと思う」と実感している。

 聖火リレーに応募したのは、中学生でもボランティア活動ができることを多くの人に知ってもらいたかったから。「ランナーを体験することで、自分にとって何か変わるものがあると考えている。見る人に元気を、自分に関わる人たちには感謝を届けたい」と歴史的な一日を心待ちにする。

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