一関・平泉

ハナショウブ りんと優美に 毛越寺あやめまつり開幕【平泉】

毛越寺あやめまつりが開幕。見頃を迎えたあやめ園のハナショウブ

 平泉町の毛越寺(藤里明久貫主)で20日、あやめまつりが開幕した。境内の浄土庭園西側に設けられた広さ約30アールのあやめ園ではハナショウブが紫や白、黄色の鮮やかな花を咲かせ、訪れた参拝客らの目を楽しませている。7月10日まで。

 園内のハナショウブは昨冬の厳しい寒さの影響もあり生育が若干遅れ気味だったが、今月中旬からは好天に恵まれ、適度に雨が降ったことで開花が進み、わせ種がちょうど見頃。宮城県気仙沼市から10年ぶりに訪れたという佐々木勝弘さん(47)は「ハナショウブが咲いているのを平泉に住む知人から教えられ、久しぶりに足を運んだ。多種類の花が群生していて美しい」と語り、りんとして優美に咲く花々を足を止めてめでていた。

 新型コロナウイルスの影響で2020年はまつりの催し全てを中止したが、今年は国指定重要無形民俗文化財「延年の舞」公演(27日、7月4日)、本堂内特別参拝(7月8日)を予定。

 あやめ園に隣接する開山堂では期間中、写経・写仏会を開き、奉納料1000円で奉納した人にまつり限定「薬師如来」の朱印を手渡す。

 同寺のあやめ園は、1953年に町民の発案でハナショウブを植えたのが始まり。翌年には明治神宮から100種、100株を譲り受けてその後も種類を増やし、現在では300種、3万株が毎年花を咲かせている。南洞法玲総務部次長は「今年は花が小ぶりのため開花が早い。遅咲き品種はこれから咲き始めるので7月初めまで見頃になりそう」と話している。

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