北上・西和賀

金型GP2部門制覇 連携先の市に快挙報告 岩手大院生【北上】

髙橋市長(右)に金型グランプリ2部門金賞を報告した学生ら

 金型製作を学ぶ学生が成果を発表し合う第13回学生金型グランプリ(日本金型工業会主催)の2部門で最高賞の金賞に輝いた岩手大大学院の学生が23日、北上市役所を訪れ、髙橋敏彦市長に受賞を報告した。

 同グランプリは4月15日にオンラインで開かれ、同大学院総合科学研究科地域創生専攻地域産業コース金型・鋳造プログラムの修士2年の7人が参加。名刺ケースが課題のプラスチック用金型部門で5年ぶり2度目、モーターコアが出題テーマのプレス用金型部門で2年連続3度目の金賞を受けた。同一大学が両部門で金賞となるのは初めて。

 同市は2001年に同大と相互友好協力協定を締結。金型研究については金型技術研究センター(新技術応用展開部門)を市の寄付によって設置し、先端研究成果を地域産業に提供するなど連携を図っている。

 市役所には、同センターの西村文仁センター長ら関係者4人と学生6人が訪問。製品や進路について学生らと懇談した髙橋市長は「学生に頑張ってもらえるのは応援しがいがある。経験を生かし、企業、日本のために力を発揮してもらいたい」と期待を寄せた。

 プレス部門リーダーの斎藤隆幸さん(24)は「良い製品と認められたことはうれしいし達成感があった。設計から加工、生産まで一連の流れを体験できたことはものづくりに取り組む上で良い経験になった」、プラスチック部門リーダーの幅上奈央さん(23)は「諦めかけたこともあったので金賞は飛び上がって喜んだ。物を設計するときにどう加工し、組み上げるかを知らないと大変だと実感し、違う目線を手に入れることができた」と語った。

 西村センター長は「グループで協力し、励まし合いながら作業することは社会に出ても重要。金賞は後輩にとってプレッシャーだが、先輩の失敗談を聞き、助け合いながら乗り越えてほしい」と話していた。

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