一関・平泉

400種、4万株満喫して まつりきょう開幕 舞川・みちのくあじさい園【一関】

見頃を迎えている青紫色が鮮やかなクロヒメ

 一関市舞川のみちのくあじさい園(伊藤達朗園主)の「みちのくあじさいまつり」は、26日に開幕する。早くもヤマアジサイが見頃を迎えており、7月25日までの期間中、園内に植栽された多種多様なアジサイが楽しめる。

 同園では約15ヘクタールの会場に約400種、4万株のアジサイを植栽。毎年見頃を迎える6月下旬から7月下旬に同まつりを開催している。テレビ番組で紹介されるなど、近年は全国的に人気が高まっており、2020年は過去最多の2万4400人が来園した。

 25日には関係者約20人が出席して開園式が行われ、伊藤園主は「昭和58(1983)年に植栽を始めてから38年目、まつりは24回目を迎える。県や市、地域の協力があり、日本を代表するあじさい園になった」とあいさつ。関係者によるテープカットも行われ、まつりの成功を祈った。

 園内では既に早咲きのヤマアジサイ「クロヒメ」が満開となり、鮮やかな青紫色が園内を彩っているほか、四国や九州のヤマアジサイを紹介するコーナーもあり、「イヨジシテマリ」や「イヤテマリ」などが咲いている。

 同園によると、7月中旬以降はアナベルなど西洋アジサイが見頃を迎えるといい、同20日からは園内の池にアジサイの花を浮かべて観賞するイベント「紫陽花の池」を予定している。

 開園時間は午前8時から午後5時まで。入園料は大人1000円、小中学生200円。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、来園者にはマスク着用、入り口での手指消毒、見学時の他者との距離確保などを求めている。

 問い合わせは同園=0191(28)2349=へ。

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