奥州・金ケ崎

インターハイ、U20活躍を 投てき5選手が意欲 水沢一高陸上競技部【奥州】

インターハイ出場などを報告した水沢一高(左から粟津選手、牛間木選手、小沢市長を挟んで佐藤選手、影田久保選手、土井選手)

 奥州市の水沢第一高校(大内誠光校長、生徒386人)の陸上競技部で投てき種目に取り組む5選手は、6月に北上市で開かれた第76回東北高校陸上競技大会で上位入賞し、7月28日から福井市で開かれる全国高校総合体育大会(インターハイ)に出場する。このうち、今春砲丸投げで標準記録を突破した影田久保隼人選手(2年)は、大阪市で今月27日まで開催中の第37回U20日本陸上競技選手権大会にも出場。5人は小沢昌記奥州市長を表敬訪問し活躍を誓った。

 東北高校陸上は今月19~22日に開かれた。同校から出場した佐藤大和選手(3年)は男子ハンマー投げ4位、土井飛彩選手(2年)は男子砲丸投げ6位、影田久保選手は男子砲丸投げ2位、男子円盤投げ3位、牛間木仁美選手(同)は女子やり投げ2位、粟津凛佳選手(同)は女子円盤投げ6位となった。

 影田久保選手は、4月に一関市で開かれた第25回みちのく春季陸上一関大会で、砲丸投げのU20日本選手権の参加標準記録(13メートル40)を突破する15メートル73=大会新=で1部高校男子を制し、U20への出場(27日)を決めた。

 5選手は25日、大内校長らと市役所を訪問し、小沢市長に出場への意気込みを語った。

 佐藤選手は「60メートルを投げて入賞したい」、土井選手は「これからにつなげられるようにしたい」、影田久保選手は「県記録を更新し日本一を目指す」、牛間木選手は「他の選手からいろいろと学びたい」、粟津選手は「自己ベストを更新し納得できる成果を挙げたい」と意気込んだ。

 小沢市長は「競技で磨き合える仲間がいることは大事だ。さらなる高みを目指してほしい」と激励した。

 同校からインターハイに5人が同時に出場するのは初めてという。

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