奥州・金ケ崎

スペイン代表 奥州入り カヌースラローム 7日まで事前合宿

奥州市入りしたスペインカヌースラローム代表の歓迎行事。伝統芸能鹿踊の装束に興味を引かれる一行

 東京五輪に出場するスペインカヌースラローム代表は4日、事前合宿のため奥州市入りした。選手男女3人とヘッドコーチら合わせて7人が同日午前、宿舎となる同市胆沢若柳の焼石クアパークひめかゆ・やけいし館に到着し、市やカヌー愛好会関係者らの歓迎を受けた。選手は「自然豊かな合宿地で練習し、五輪でベストを尽くす」と抱負を語った。事前合宿は7日まで。

 同館前で行われた歓迎行事では、小沢昌記市長が「当市で日本の環境になじんでもらい、素晴らしい成績を収めてほしい」とあいさつ。ギレルモ・ディエズ=カネドヘッドコーチ(38)は「心から感謝する。すがすがしい環境は心と体に良い。奥州は日本のふるさとだと思う」と歓迎に応えた。鹿踊(ししおどり)の装束を着けた市職員も太鼓を鳴らして実りある事前合宿を祈った。

 デビッド・リョレンテ(24)、ヌリア・ビラルブラ(29)、アンデル・エロセギ(33)の3選手は「決勝まで進みメダルを取りたい。ベストを尽くす」と決意を語った。

 同市では先月末にポルトガルのカヌースラローム代表の選手1人、コーチ1人も受け入れた。両代表の事前合宿に当たっては、JA岩手ふるさとが食材を提供。おざ正リンゴ園からリンゴジュースの差し入れも受けている。

 奥州カヌー愛好会の佐々木晋事務局長(66)は「コース、温泉、自然を満喫し、リラックスしてもらいたい。国内外のカヌー関係者に広がり、当地の水辺環境を生かした活動の幅が広がることに期待している」と話す。

 代表には、移動を練習会場と1棟貸し切りの宿舎との間に限定し、PCR検査を毎日実施するなど感染対策が求められている。8日以降、両代表は都内のカヌースラロームセンターでの公式練習に参加予定という。

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