全国大会上位進出を 花巻南生徒が健闘誓う 高総体・高文祭
2021年度の全国高校総合体育大会(北信越総体)、全国高校総合文化祭(紀の国わかやま総文)に出場する県立花巻南高校の生徒たちが16日、花巻市役所に上田東一市長を表敬訪問し、全国の舞台での健闘を誓った。
女子バレーボール部主将の小野寺雅緒さん(3年)、体操部の佐藤百夏さん(2年)、囲碁将棋部の小原杏菜さん(3年)をはじめ、山田浩和校長、顧問らが市役所を訪問した。
バレーボール部は、北信越総体女子バレーボール競技(28~31日、金沢市)に出場し、予選は近江(滋賀)、敬愛学園(千葉)、都市大塩尻(長野)と同グループで、28日に都市大塩尻と初戦を交える。小野寺主将は「目標はベスト16。自分たちの良い流れをつくり、支えてくれる人への感謝を忘れずに全力でプレーする」と決意した。
佐藤さんは北信越総体体操競技(8月9~11日、新潟県上越市)に出場し、決勝進出を懸け10日に予選演技に臨む。「思い切った演技、美しさを大事にして見せる演技をしたい。全国の経験を来年の大会や新人戦につなげられるようたくさんのものを吸収したい」と意気込みを語った。
小原さんは紀の国わかやま総文将棋部門(31日~8月1日、和歌山県那智勝浦町)に出場し、初日は決勝進出を懸け予選4回戦に臨む。「高校生活最後の大会。日々の練習の成果を十分に発揮して全国大会での勝利を目指す」と話し、一昨年のベスト16入りを超えるベスト8進出を視野に入れる。
上田市長は、大リーグで活躍する花巻東高出身の大谷翔平、菊池雄星両選手を引き合いに「大好きな競技を全国の舞台でできることを心に留め、楽しんで力を発揮してほしい」と激励した。