県内外

戦後初の120万人割れ 県人口 今月1日現在【岩手】

 県は、7月1日現在の推計人口が119万9489人と発表した。県人口が120万人を割るのは1944年以来で戦後初。

 男性は57万7632人、女性は62万1857人。6月中の自然動態は790人減で、出生524人、死亡1314人だった。社会動態は18人減で転入2175人、転出2193人。

 本県の人口は、61年の144万9324人をピークに減少。一度は増加傾向となったが、2001年以降は減少し、13年には130万人を割った。

 30日の定例会見で達増拓也知事は「人口減少問題が目の前にある危機だと受け止め、経済、社会的要因を改善していくことに力を入れなければならない」と強調。さらに「社会減については岩手で暮らす、働くことの優位性がいまひとつ伝わっていない。若い人はもちろん、県外への発信にも力を入れていきたい」と述べた。

地域の記事をもっと読む

県内外
2024年4月20日付
県内外
2024年4月20日付
県内外
2024年4月20日付
県内外
2024年4月20日付