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「もなか」24年春開業 4階建て、概要公表 ななっく跡地開発【岩手】

24年4月の開業を目指す複合商業施設「monaka」のイメージパース

 盛岡市の中ノ橋通一丁目地区市街地再開発準備組合(加賀谷輝雄理事長)は、2019年に閉店した同市中ノ橋通のななっく跡地に建設される複合商業施設「monaka(もなか)」の概要を公表した。地上4階建てで、飲食や医療・教育関連施設、駐車場などを整備。2024年4月中旬の開業を目指す。

 再開発エリアは、ななっく跡地(西街区)と東側のテナントビルなどの街区を合わせた約6000平方メートル。西街区に地上4階建ての複合商業施設もなか、東街区には地上22階建てのマンションを整備する。

 もなかは1、2階が飲食や物販・サービス店舗、3階が医療・教育関連施設、4階がオフィス、91台分の駐車場を設置。延べ床面積は約1万5000平方メートル。肴町商店街から施設2階にアクセスできる階段やデッキのほか、2階東側に休憩スペースとして活用できるデッキを設ける。

 マンションは「人と暮らし、人と街、人と未来を『つなぐ』街づくり」をコンセプトに建設。延べ床面積は約8300メートル。住居のほか、1階に物販・サービス店舗が入る。最先端の防災性能を備えるほか、使い勝手を考慮したユニバーサルデザインを採用する。

 22年春、西側の建物解体を開始。23年春にもなかの新築工事を開始し、24年4月中旬にオープンする見込み。マンションは24年に着工し、27年の完成を目指す。同組合は「再開発を通じて盛岡河南エリアの利便性や魅力度をさらに高めるとともに、地域活性化と価値向上に貢献できるよう取り組んでいく」としている。

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