きょうから地ビールフェス　スタンプラリー形式　市内３４店で「乾杯」【一関】

　第２４回全国地ビールフェスティバルｉｎ一関（実行委主催）は、５日から９月３０日まで一関市内の飲食店で開催される。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、集客イベントとしての実施は見送り、２年連続で「お店で乾杯」と銘打ってスタンプラリー形式で実施。約２カ月の開催期間中に参加３４店を巡ってもらい、抽選で最高１万円相当の市内物産品が当たる企画となっており、感染防止対策を徹底しながら全国各地の地ビールと各店自慢のつまみを楽しんでもらう。

　同フェスは地ビールの普及と一関地方のＰＲを図ろうと毎年夏に開かれ、全国有数のビールフェスとして知られる。今年は感染防止の観点から２年連続で集客イベントは行わず、かつて実施していた地ビールストリートの形式で開催する。

　参加店は一関地域２９店、千厩、川崎両地域各２店、東山地域１店の計３４店。２４都府県３５社のビールが各店で提供される。

　参加店で地ビールを注文すれば１店舗につきスタンプ１個が与えられ、巡った店舗数に応じて抽選で賞品が当たる。賞品は、２０店舗制覇のＡコースが市内物産品１万円相当（１人）、１０店舗のＢコースは５０００円相当（５人）、５店舗のＣコースは２０００円相当（１０人）となっている。

　応募用紙はＰＲチラシに付けられており、必要事項を明記して６３円切手を貼って応募する。応募締め切りは１０月８日必着。ＰＲチラシは参加店などで配布される。今月１３日午後６時３０分から動画配信イベントを催す予定で、今後詳細を詰めていく。参加店舗の情報は市の公式観光ホームページ「いち旅」で公開されている。

　実行委では、各店を巡る際にはマスク着用や手指消毒など感染防止対策を徹底するよう呼び掛けている。

　問い合わせは市観光協会＝０１９１（２３）２３５０＝か市観光物産課＝０１９１（２１）８４１５＝へ。