北上・西和賀

北上・黒岩鬼剣舞 若手メンバーが稽古に汗 祈りを届ける舞台待つ

黒岩鬼剣舞の踊り組は20~30代が中心。練習では面を着けずに踊り、道場に気合の入った声を響かせる
太鼓、笛のはやしに合わせて踊るメンバー

 北上市を代表する民俗芸能の鬼剣舞。市内13団体が活動するうち、黒岩鬼剣舞は2002年に二子鬼剣舞の指導を受けて発足した。当初から後継者育成に力を入れ、小学生の頃から続けているメンバーが踊りの主軸として活躍している。3代目の一剣舞、多田裕希さん(31)もその一人。同世代の仲間たちと稽古に汗を流し、「お客さんに喜んでもらうことが励みになっている」と話す。

 この夏、2年ぶりに開かれるはずだった60回目の「北上・みちのく芸能まつり」。1年で最も大きな舞台に向け、演目の準備を始めた矢先に新型コロナウイルスの感染拡大で開催が見送られた。東日本大震災から10年の今年、「公演がかなえば犠牲者の鎮魂とコロナ収束を願って踊りたい」と保存会の多田敏弥会長(61)。頼もしさを増す若手を見守りながら、祈りを届ける舞台を待つ。

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