奥州・金ケ崎

ものづくり人材育成へ 地域連携協定を締結 奥州市と産技短

署名を交わした地域連携の協定書を掲げる小沢市長(左)と清水校長

 奥州市と、市内に水沢校がある県立産業技術短期大学校(本校矢巾町、清水健司校長)は20日、地域連携に関する協定を締結した。地域産業振興とものづくり人材育成を主眼に、水沢校の人的・物的資源を積極活用。市民や企業とのつながりを強めつつ、地元経済の発展を目指す。

 協定の主な目的は、地域産業と同校のつながり強化や、ものづくり人材不足の解消。幅広い分野での包括的な連携を見込み、想定される具体的な取り組みは▽企業の課題を学生が卒業研究で取り組む▽ものづくりセミナーの共同開催▽企業・地域団体への学校施設開放▽同校を避難所として活用▽同校での市の生涯学習講座開催―など。

 取り組みに際し、人的資源として、同校で指導する教授陣や、生産技術、電気技術、建築設備各科で専門技術を学ぶ学生ら、物的資源として実習棟やグラウンドなど設備の活用が見込まれる。期限は同日から5年間だが、原則自動更新とする。

 これまでも卒業式での学生への市長表彰や市のセミナー開催など、市や地域と連携した活動があった。協定でつながりを明文化し、地域貢献の体制強化と活動を通じた同校のPRなどを進める。

 締結式は同市水沢佐倉河の水沢校(学生83人)で行われた。協定書に署名を交わした清水校長は「人材育成を基に連携し、社会貢献や地域の発展に努めたい」とあいさつ。小沢昌記市長も「人口減少時代でも前に進む力を維持するための人づくりは全ての物事で優先すべき。連携で人と組織の価値は膨れ上がる」と期待を込めた。

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